CONCEPT

生き生きと過ごせる環境を・・・
「共に生きる」為に・・・

代表挨拶

こんにちは。いちご農家を営んでいる「フジハタザオ合同会社」です。この社名は富士山に咲く花の名前で、花言葉は「共に生きる」です。

実は私の長男が軽度の発達障がいがあります。最近ではNHKをはじめ、多くのメディアでもこの「発達障がい」を取り上げてくれるようになり、世の中の認知も深まってきたかと思います。長男は小さな頃から食にはとても興味があり、味にも敏感な子でした。成人になり、就労を考えたとき、本人の希望はやっぱり”食”に関わる仕事がしたいということでした。なんとか希望に沿う形で、仕事に就かせてあげたいと思うのですが、同じ障がいをもった親御さんたちの話を聞くと、障害を理解してもらった上で就職したとしても、結局居場所がなくなってしっまうことを知ります。ならば、わが子と同じような人たちが生き生きと仕事を持つことができるにはどうしたらいいだろうかと考えるきっかけになりました。

私はもともとブドウ農家に生まれ、農作業を手伝っている中で、技術を必要とする作業もあるのですが、単純作業が重なっている作業も多く細分化することで、もしかしたら、「障害を持った人も生き生きと仕事を持つ」答えが「農」をきっかけに作れるのではないかと思い、そういった共生できる働く場を作れないかと「いちご栽培に」行きつきました。

障がいをもつ子どもを持って初めて分かったことは、苦手なことをちょっとサポートすれば、なんでもできますし、得意なことは私たち以上の力を発揮します。それぞれみんな夢があって、可能な限り普通の暮らしの中で、特別扱いではなく、普通に暮らしていきたいと思っているということです。社名にもこめた「共に生きる」ために、就労の場として考えております。そして、障碍者も健常者も一番いい形で働ける場を、作っていきたいと思っております。

フジハタザオ代表 佐久間 いずみ



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